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- 実務翻訳者になる方法
実務翻訳は別名産業翻訳とも呼ばれています。契約書や仕様書、提案書等ビジネスの現場において必要になる様々なドキュメントを翻訳するのが仕事です。グローバル化が進み日本国内を相手にするだけでは商売が成立しない企業が増えている現在では今まで以上に需要が増えている分野です。 対象とする範囲は様々で、一般的なビジネスレターは勿論工業技術や製薬にかかる特許にまで業務範囲が及ぶこともあるためその業界の高度な専門知識が必要になることもあります。 実務翻訳者の多くはフリーランサーが多く、登録会社に登録をしてそこから仕事を受注します。この登録をする時にトライアルを受けて実力を認められなければなりません。無事トライアルに合格し仕事を受注するようになれば、仕事は受注から納品まで全て在宅で行えます。通勤時間や居住地の立地を考えなくて済むようになるので仕事をしていく上での大きな魅力です。 フリーランサーとして仕事を受注するには他の同業ライバルとの差別化をしなければいけません。そのために専門性や独自性を高めることが必要となってきますが、そこでおすすめしたいのがタイ語、ベトナム語、インドネシア語を扱うことができる翻訳者になることです。 タイ、ベトナム、インドネシアは現在著しい経済成長を遂げており日本の高度経済成長機に近い状態にあります。そのため生産地及び消費地として熱い視線が注がれており、日本企業の投資先として注目を浴びています。 企業が現地に進出して契約を次々に交わしていこうと思うなら当然に現地の言語が必要になります。中心街のビジネスエリートを相手にするのならば英語のみで契約を取り交わすこともできるかもしれませんが、その土地に深く根ざし広く市場を開拓しようと思うのならば英語が通用しない相手も当然出てきます。その時に現地の言語で契約を交わす必要が出てくるのです。 英語を扱う翻訳者に比べタイ語、ベトナム語、インドネシア語を扱うことができる翻訳者になることです。 を扱える人の数は多くありません。しかし今後そのニーズが増える可能性は大きくあります。これからアジア各国が経済成長の主役になっていく時代においてその国の言語に強いというのは大きな武器であり誰にも負けない専門性であり独自性となります。 言語だけでなくその国の文化や風習、商慣習にも詳しくなってくれば実務翻訳者として絶対的な存在になることができます。場合によってはその磨いた専門性を活かし、翻訳者にとどまらず企業が進出する際のコンサルタントを目指すという道も広がってきます。
